【完】好きです片桐くん!!
「片桐くん、どうしたの?体調悪いの??」
私はそう言って、片桐くんの顔を下から覗こうとする。
だが片桐くんは必死に私から目をそらし続ける。
「もう、本当に俺には構わないでくれないか?」
「なんで?私、片桐くんが好きなんだもん。片桐くんのためなら、私、何でも出来ちゃうよ?」
「な―――っ!?」
片桐くんは顔を真っ赤にして、私の方をバッと向いた。
それでも私は動じず、片桐くんを見つめ続ける。