キミを守リタイ



今の時期は、初夏

今日は雨も降っている。

しかも、

今の時刻は2:45

こんな夜中に

少女が座っている、

明らかにおかしい。









「自分、なしたん?」










問いかけると少女は、

左手で涙を拭った。







僕は駆け寄って

彼女に傘を差した。







彼女の前に立つと、





疲れ果てた体
輝きを無くした瞳
濡れているの髪の毛


その瞳から零れている



涙。
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