キミを守リタイ



「泣き顔を見たくて


 一緒にいるんちゃう。





 僕は由里の笑顔が見たいんよ。



 でも、それには

 僕にも使命がある。


 もちろん、由里も


 自分で頑張らなアカン


 






 でも、



 苦しくなったら





 僕が守ったるからな」











この人に出会って。








あたしはどれほど



救われたのだろう。




今のあたしには




「ありがとう」以上の言葉が



ほしかった。
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