キラキラ☆
「ねえ、楓聞いてると~??」



「……みなみ行こ。」


あたしの言葉には答えず、楓は4年生のみなみって子とすたすた歩いて先に行ってしまった。



「??」


あたしは状況が飲み込めない。



「奈緒ちゃんど~したの?」


立ち止まったあたしに気付き、2年生のみゆちゃんが言った。


「…何でもないよ。早く行こ。」


あたしは何でもない風を装って、言った。


でも、モヤモヤしてた。


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