今日も明日も、君を
3
―――――
―――
「なんで昨日連絡よこさなかった?」
翌日、やっぱり同じ時間に彼は現れた。
商品を陳列している最中だった私は、彼の言葉を無視して作業を続ける。
みんなに見られてるじゃん……
「おい、お前しゃべれないのかよ」
「…仕事のじゃまです」
つい苛々して返事をしてしまった。
てか、コイツ仕事してないの?
.
メニュー