今日も明日も、君を



私はとりあえずおとなしく更衣室に入った。

しかし、このままアイツの言うことなんて聞いてられるか!

私は素早く着替え、裏口から飛び出した。

「おい、逃げられると思ったのか?」

走りだそうとした瞬間、あの声がする。

一瞬躊躇したのが間違いだった。

「バカだね」

私の手首を掴み、薄く笑った。



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