今日も明日も、君を



気がついたら、私は部屋を飛び出していた。


有名な電機メーカーの専務?

父親同士が友達?

――どれもこれも私には関係ない!

エレベーターに飛び乗り、私は苛々した気持ちを抑えられなかった。

思考回路が全て劣等感の渦に飲み込まれていくようだった。



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