今日も明日も、君を



「―――っ、栞奈!」

私の名前。
…誰が呼んだの?

肩を掴まれ、後ろを振り返ると、息を切らせたアイツが立っていた。

真山 恭平…

「そんな泣きそうな顔…してんじゃないよ」

そう言うと、彼は私を思いっきり強く抱きしめた。



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