今日も明日も、君を
そこに写っていたのは、私にうり二つな女の子。
息をのんだ。
まさか、…こんな形で母を見つけることになるとは思っていなかったからだ。
「私はもうこれが動かぬ証拠だと思っているの。でも、一応確認しちゃうわね。栞奈ちゃん、うなじにホクロないかしら?」
「えっ?」
うなじ…って、自分じゃ見れないし。
私は髪をかきあげ、真里さんに見てもらった。
パシャっと携帯電話のカメラ音がした後に、さっきとは違う写真を見せられた。
「決まりね。ほら、これ赤ちゃんのときの写真よ」
―――そこには、携帯電話の画面と同じ二つ並んだホクロが写っていた。
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