オレの破裂と15分前

「なぁ?」


「は……、はいぃ?」


「そろそろ敬語、やめてくれねーか。聞いてるコッチが疲れてくる」


「え、えっ? だ、だって石上さんは……」


「何?」


「せ、先輩だし、と、年上じゃないで★☆▲□●……」



こちらがストレートな態度を取ると、すぐナツミはオレから目線をそらし、声が小さくなる。


正直、もうウンザリだ。

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