オレの破裂と15分前
「付き合ってくれ」
「えっ!!!!!???????」
ナツミの恐怖心は、どこかに吹き飛んだみたいだ。
驚きが隠せないのか、目が完全に泳いでいる。
「オレと付き合ってくれ。だから敬語はヤメろ」
「え? ……えええええっ!?」
ナツミのビックリ度は、さらに増した様子だ。
「あたし、と、です……かぁ?」
「カタコトで喋る外人か、お前は」
「うっ………」
「で、どうなんだ? ハッキリしてくれ」
「んっ……」
そう言うと、ナツミは少し俯いた(うつむいた)。
そして、自分の表情を隠す様に、小さな声で答えた。