オレの破裂と15分前
「でもまぁ、私の事を分かってくれる感じが、凄くよかったんだ~」
「ふーん。アンタって変な娘だからねぇ」
「えー、アンタには負けるよぉ~」
キャハハハハハハ……
耳にまとわりつくキンキン声に、オレはもう我慢の限界だった。
「あーっ!!」
カンッ!!
オレはボロボロの100円ライターを、OLどもの近くに投げつけてやった。
「えっ!?」
OLどもの視線が、オレの方に向く。
「……」
オレは奴らをキッと睨み、無言でその場を離れた。