涙星~namidabosi~
そして、赤外線通信でお互いのメアドを交換した。

♪~
アタシと優奈のケータイが同時になった。
凌からだ。

【凌でぇす!これからよろしくね☆】

アタシはさっそく返事を出した。

【こちらこそよろぉ~♡仲良くしましょっ!】

普通に返信した。
凌のケータイがなった。
凌がケータイを開き文章を読んでいる。
そして最後まで見終えた凌はケータイを閉じてニコッと親指をたててアタシに微笑みかけてきた。

こんな笑顔だったら、女子が好きになるのも分かるよ。

優奈は、ケータイにヘッドホンをつなぎ音楽を聴いている。

「こらっ!はやく教室に戻りなさい!!」
「「「ごめんなさ~い」」」
アタシ達三人の声がはもった。

そして言われたとおり教室に戻った。
しばらくして先生が大きなダンボールの箱を持って入ってきた。
「これから、教科書を配ります」
といって先生はダンボールをあけた。

「前列のひと~自分の列の人の分持っていってくばって~」
前列の人がいやいや教科書を12冊くらい持ってくばってきた。
かわいそ~おもたそ~なのに・・・
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