愛する意味
舞は涼太が好きなんだよって言いたかったけど、恥ずかしくて声にならなかった。


2人はそのまま涼太のしてきた悪いこと(笑)の話で盛り上がってました。

でも、舞は涼太の質問に答えられなかったことに悔やんでいました。


ランチしようと言う話になって、『何が食いたい?』


『ラーメン!!』


『ここのラーメン屋うまいんだよ』と遠くに指を差しました。


『じゃそこに行こう』


初めて涼太と食べるご飯がうれしくてしかたなかった。


ラーメン屋さんに入るとおじさんが『涼太!今日はまた違う子か?モテるな!』と大笑い…


舞はそんなにいろんな子連れてくるんだ、なんか切ないって思いました。


『おやじ、いつもは友達だけどこいつは違うよ』


舞が涼太を見つめると
おじさんにむかって涼太は『俺の女なんだよ』…

『…いつから?』


『いま、俺が決めた!俺、舞が好きだよ』

ランチタイムも重なりお客様は満員!

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