愛する意味
20分程、話をしてから帰ることになりました。

名残惜しかったけど、今日しか会えないわけじゃないし、帰ることにしました。


舞が車を降り、門扉をあけて庭に入り振り返るとまだ涼太は見ていてくれました。


舞は大きく手を振りバイバイしました。


玄関に入ると車が発進するエンジン音が聞こえました。



リビングに入るとパパとママがいました。


『どうだったんだ?デートだったんだろ?』と笑顔で聞いてきました。


『お付き合いすることにしたよ!』


『今度、家に連れてきなさい。あわないと付き合いは許せないからな』


パパなりの応援でした!

『恋もいいけど勉強もがんばってね』


舞はコクリと頷きました。


舞はパパとママのためにも涼太は好きだけど、勉強はしっかりやらなきゃと決めました!

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