愛する意味
第4章 初めての反抗
それから数日後、舞は涼太と会いました。


我が家への初訪問以来の再会です。


会わない間、電話はしていましたが舞の気持ちやパパに言われたことは話していませんでした。


会って、涼太の顔を見ながら話したかったから。

横浜で会いました!


涼太と会うのはこれが4回目なんだけど、もっともっと会ってるような気がするの。


ずぅ~っと昔から知っているような、そんな気持ち。


涼太と舞はご飯を食べることにしました。


『涼太と一緒に暮らしたい…』とつぶやきました。

涼太はびっくりした顔をして
『急にどうした?』と焦りました。


『パパやママの気持ちを変えることができない…涼太のこと反対してるの』


『そっか…お前のとこいったときに育ちの差みたいの感じた。きっと両親も同じだったんかな』


舞は何も言えず困ってました。


涼太は舞の気持ちを察してくれました…


『俺、もっと働くから一緒に住もう』と言いました。

涼太は舞の固い決心が揺るがないことをわかっていたようです…
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