愛する意味
思い起こせば自宅以外でご飯を食べることって外食はあるけど他人の家で食べたのってはじめてだったな。


おいしくとんかつを頂いたあとにはデザートで桃が出てきました!


柔らかくて甘くておいしかった…


今でも味をちゃんと覚えてるの。忘れられない日だったから覚えてるのかな…


食事もデザートも終わり帰ることとなりました。

涼太は車で送ってくれました。



舞が降りようとしたときに…
『おやすみ…』


…キス。

何回かしたキスだけど全然慣れなくて毎回恥ずかしいの。


涼太はキスというものが慣れてるのかな?と思うくらいに自然だ…


その2人の差、距離みたいなのが、少し寂しい。

舞は家に入ると、パパとママに話があると切り出しました。


勢いが肝心と思ってね…


『涼太と暮らしたい、2人が反対するなら家をでる』


パパとママはそれはびっくりした顔で
『家出みたいなことするつもりか…なぜ、わかってくれない』


『好きなんだもん、育ちが違うとか暴走族とか関係ないもん…』


気づくとパパの目には涙。

< 32 / 100 >

この作品をシェア

pagetop