愛する意味
涼太は舞との付き合いを認めてくれたパパにお礼と改めてご挨拶をしたいと言い出した。


舞はもちろん快諾し、パパに涼太の気持ちを伝えました。



数日後…

涼太はパパと2度目のご対面。


多少の緊張はあったみたいだけど、何とかうまくがんばってくれました。

『…暴走族なんだけど、抜けることはできるのか?それだけお願いしたい』とはっきり言いました。


『舞とは真剣なので、仕事だけに集中したいと思います。ただ、立場もあるので少しだけ時間をもらえませんか?』と頭をさげた涼太…


パパはわかってくれました。


舞の人生はじまって以来の小さな反抗は終わりました…




いま思えばこんなことは先に待ち受けることに比べればほんとに小さな出来事だったんだな…と。
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