会長とアタシ。
「どうした?顔真っ赤だよ?」


っ〜!!


わざとだ!
私が顔赤い理由知っているくせに!


「会長の意地悪!!」


私は会長を睨み付ける


「ばーか」

会長は憎たらしいくらいの見下した笑みをみせる


「ばかって言ったほうがばか〜」

負けじと言い返すわたし


「ップ…どこの小学生だよお前」


しょっ小学生?!
私はれっきとした高校だ!

「かいちょ「おーまーえーらー!うっせーんだよ!!」


わたしの言葉は
今にも怒りが爆発しそうな安西によってかき消された

(ヒィィ!睨んでる睨んでる!)


「そんなにお前ら2人仲いいなら

水野!今日から1週間生徒会の雑用として働いてもらう!」


にゃっにゃんだって?!


「いやいやっ。先生がそう言ったって他の先生がそうはさせないのでは?」


うんうん!私にしてはかなり上出来な証言!

私が生徒会なんて無理にもほどがあるわよ

「安心しろ。その心配はない
生徒会を担当しているのはこの俺だからな」

…!!?

もう言葉が出ない
アホみたいにポカーンと
口が開いたまま閉じない


トホホ(泣)

水野杏子
今日から1週間(仮)生徒会役員になっちゃいました



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