私の彼氏君
　　　　　　　 ～第８話～

キミの髪から伝わる、シャンプーの甘い香り

背中に当たる小さなキミの手
その手が俺のYシャツを、ぎゅっと握りしめる


体中に伝わるのは、心地良いキミの体温

俺の腕の中にすっぽり収まるのは、誰よりも愛しいキミだった


トクントクンと聞こえてくる心音は、どっちの音かな？
少し速めに動いているのは、緊張しているからだよね



だってこんなにも、キミとの距離が近いから





【抱きしめたら】

照れくさくて、まぢで緊張するけど
でも凄く幸せなんだ
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