私の彼氏君
        ~第7話~

「………なに?」

「やっぱり、なんでもない」


久しぶりのデートの筈なのに、何故か彼女はさっきから機嫌が悪い

まぁ雨の所為で、遊びには行けなくなっちまったってのもあると思うけど……



「トイレ貸して」

「うん…いいよ」


トイレに行く回数もなんか多いし
それにさっきから睨みながら腹を摩って………!!


あぁ~~そっかそういう事かぁ
そりゃあ機嫌も悪くなるよな
辛い子は本当に辛いって言うし……?

まぁ男の俺には分からないけど

とにかく彼女が不機嫌な理由がやっと分かった
そしたらタイミング良くドアが開いた。


「千尋ごめん、やっぱり私「ねぇ辛いなら寝てていよ



生理痛辛いんでしょ?」



少しの沈黙の後に、彼女は頬を赤く染めながら、首を縦に動かした。





【痛いの痛いの飛んでいけ】

「お腹摩っててあげようか?」

「……お願いします。」
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