私の彼氏君
~第10話~
俺達は3年間通った高校を今日卒業する
「千尋ちゃんとアレ持ってきた?」
「持ってきたよ
っか何処に埋めるんだ?」
「校舎裏の桜の木の下にしない?
あそこなら誰かが掘り返す事もないと思うし」
彼女の提案に俺は頷き、校舎裏へと足を進めた。
「深さはこれくらいでいいだろ?」
「うん!!
20歳になるまで、今から待ちきれないや」
彼女の手の中にあるのは銀色の箱
その中には、お互いに書いた手紙や写真、その他にも色々な物が詰め込まれている
まぁいわゆる、タイムカプセルと言うヤツだ。
「そろそろ埋めるぞ」
2人でゆっくり土を掛けていく
また今度もキミと一緒に、このタイムカプセルを掘り出す日を夢に見ながら……
【タイムカプセル】
久しぶり20歳の俺
もう彼女と結婚はしたか?
してなかったら、今プロポーズしろよ
絶対今だからなっ!!
もう結婚してたら、よくやった俺
18歳の俺が褒めてやるよ!!
俺達は3年間通った高校を今日卒業する
「千尋ちゃんとアレ持ってきた?」
「持ってきたよ
っか何処に埋めるんだ?」
「校舎裏の桜の木の下にしない?
あそこなら誰かが掘り返す事もないと思うし」
彼女の提案に俺は頷き、校舎裏へと足を進めた。
「深さはこれくらいでいいだろ?」
「うん!!
20歳になるまで、今から待ちきれないや」
彼女の手の中にあるのは銀色の箱
その中には、お互いに書いた手紙や写真、その他にも色々な物が詰め込まれている
まぁいわゆる、タイムカプセルと言うヤツだ。
「そろそろ埋めるぞ」
2人でゆっくり土を掛けていく
また今度もキミと一緒に、このタイムカプセルを掘り出す日を夢に見ながら……
【タイムカプセル】
久しぶり20歳の俺
もう彼女と結婚はしたか?
してなかったら、今プロポーズしろよ
絶対今だからなっ!!
もう結婚してたら、よくやった俺
18歳の俺が褒めてやるよ!!