私の彼氏君
~第6話~
手を伸ばしては、また引っ込める
私の手はいつも、空振りばかり
ただ貴方と手を繋ぎたいだけなのに
春風との10cmにも満たないこの距離が邪魔をする
貴方と手を繋ぎだいって思ってるのは、私だけなのかな?
ただ手を繋いで、一緒に帰りたいだけ
私は欲張りだから、凝りもせずにまた手を伸ばす
「えっ…………?」
驚いた
手を伸ばした瞬間に伝わってきた、暖かい手の温もり
貴方と私の手が繋がった
【手と手繋いで】
「ごめん、可愛いかったから意地悪してた今度から手繋いで帰ろう?」
手を伸ばしては、また引っ込める
私の手はいつも、空振りばかり
ただ貴方と手を繋ぎたいだけなのに
春風との10cmにも満たないこの距離が邪魔をする
貴方と手を繋ぎだいって思ってるのは、私だけなのかな?
ただ手を繋いで、一緒に帰りたいだけ
私は欲張りだから、凝りもせずにまた手を伸ばす
「えっ…………?」
驚いた
手を伸ばした瞬間に伝わってきた、暖かい手の温もり
貴方と私の手が繋がった
【手と手繋いで】
「ごめん、可愛いかったから意地悪してた今度から手繋いで帰ろう?」