トップモデルたちの恋


   教室に戻ったあたしたちは

   香水の混じったにおいで

   いやそうな顔をしている

   3人のもとへ言った

 
  「おせーぞ。つーかなに?

   このくせー香水のにおい」

  りゅう、それ言っちゃだめ!

  「そうだよな。香水売り場か

   っつーの。香水つけるなら

   みんな同じ香水つけてこいよ」

  ゆう、それは同感するけど

  無理があるわ。

  「別に良いんじゃね?

   転校生に気に入られるために

   がんばっとるみたいやし」

  さすが、けい!ひながほれた

  だけいい男や!!

  ひな…そんなきらきらした目で

  見やんでも(笑)

  ほかの女の子も

  転校生に夢中なのか

  いつもの痛い目線

  飛んでこやんし

  ある意味いいかも♪

  いつものように

  あたしたちは

  くだらない話をした

  いつものように。

  


  「キーンコーンカーンコーン」

  チャイムがなり

  席についた
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