トップモデルたちの恋


   そしてがらっと

   音を立てて下島先生が

   入ってきた

   「早く席につけ!

    みんなが知ってるように

    転校生が待ってるんだから」

   といった。

   先生!そんなこといったら

   余計騒がしくなるよ!

   案の定女の子がきゃーきゃー

   言い出した

   なんとか静かにさせたところで

   転校生を呼ぶことにした

   
   この瞬間普段の生活と

   バイバイするなんて

   考えてもいなかった


   
   「さぁ、佐々岡入っていいぞ」

   

   「はい」

  
   佐々岡?この低い透き通った

   声は?まさか!!
 
   そんなことを考えながら

   顔をふせて座った


   




   -がらっっ

  




   「失礼します」
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