トップモデルたちの恋
教室にいけなくて
別棟の最上階の端まで
走って逃げた
立ち止まった瞬間
涙があふれた
昨日あれだけ泣かないって
決めたのに
隣を見ると
ひなも…
泣いてた。
気がつけば
1間目が始まってた
あたしとひなは
授業どころじゃなかった
携帯を見ると
昨日から非通知の
アドレスから
同じ用な
内容が
20件以上
届いていた
「ねぇひなはアドレスかえた?」
あの4人からのメールが
途絶えてほしくなくて
あたしはアドレスを
かえることができなった
「うん。健吾君に
携帯確認されたから
嘘はつけなった。
アド変連絡
いったでしょ?」
そういやそうだった。
また沈黙が続いた。
チャラーん♪
メール。こんなときに
出さないでよ。