飴色蝶 *Ⅱ*
運転席に幹生、助手席には雪乃
の乗る自動車が、建物の入り口
付近に停まっていた。
菫は、後部座席のドアを開けて
乗車する。
「ユキ、ミキオさん、ごめんね
こんなに朝早く呼び出して」
「いいのよ、それよりも
スミレ、おめでとう」
「おめでとう」
照れ臭そうに幹生は、菫に
お祝いの言葉をかけた。
「二人とも、ありがとう
でも、まだ妊娠してるとは
限らないんだけどね」
「妊娠検査薬で陽性反応が出た
のなら、大丈夫
間違いないわよ、スミレ
あなた、妊娠してるよ」
雪乃の言葉に、菫は微笑む。
「そうかなぁ
だったら、嬉しいな」
「イオリの奴も、父親か~
あいつ、喜ぶだろうな」
の乗る自動車が、建物の入り口
付近に停まっていた。
菫は、後部座席のドアを開けて
乗車する。
「ユキ、ミキオさん、ごめんね
こんなに朝早く呼び出して」
「いいのよ、それよりも
スミレ、おめでとう」
「おめでとう」
照れ臭そうに幹生は、菫に
お祝いの言葉をかけた。
「二人とも、ありがとう
でも、まだ妊娠してるとは
限らないんだけどね」
「妊娠検査薬で陽性反応が出た
のなら、大丈夫
間違いないわよ、スミレ
あなた、妊娠してるよ」
雪乃の言葉に、菫は微笑む。
「そうかなぁ
だったら、嬉しいな」
「イオリの奴も、父親か~
あいつ、喜ぶだろうな」