飴色蝶 *Ⅱ*
願うだけ
『ごめんな・・・』
夢の中、貴方は私にそう告げる
イオリ、謝ることなんて
何も無いよ。
何も無い・・・
ただ、私は願うだけ
貴方には、お爺さんになっても
生きていてほしいと。
亡くした人達の分も、貴方には
笑って余生を過してほしい。
イオリ、お願い
命だけは大切にして
どうか、大切にしてください。
私は雪乃と更紗が24歳の誕生日
を祝ってくれると言うので
お洒落をして素敵なレストラン
へと出かけ、美味しいディナー
を食べながら、久しぶりに
女ばかり三人で話をしていた。
私は、話の成り行きで
二人に報告する。
「イオリとは別れたの
・・・・・・
彼が今後、抗争に巻き込まれ
ないで済む為には
それが一番いいの」
私の言葉に驚く、雪乃と更紗。
夢の中、貴方は私にそう告げる
イオリ、謝ることなんて
何も無いよ。
何も無い・・・
ただ、私は願うだけ
貴方には、お爺さんになっても
生きていてほしいと。
亡くした人達の分も、貴方には
笑って余生を過してほしい。
イオリ、お願い
命だけは大切にして
どうか、大切にしてください。
私は雪乃と更紗が24歳の誕生日
を祝ってくれると言うので
お洒落をして素敵なレストラン
へと出かけ、美味しいディナー
を食べながら、久しぶりに
女ばかり三人で話をしていた。
私は、話の成り行きで
二人に報告する。
「イオリとは別れたの
・・・・・・
彼が今後、抗争に巻き込まれ
ないで済む為には
それが一番いいの」
私の言葉に驚く、雪乃と更紗。