飴色蝶 *Ⅱ*
「親父、話を続けてください」
「抗争が終結した事に
意見のある奴、気持ちが
治まらない奴は
たくさんいるだろうが
争っている時間はもう無い
そろそろ、サツ(警察)が
お目見えする頃だ
不満があれば、今後幾らでも
この俺が相手になる
だから、今は堪えてくれ
動ける奴は一刻も早く
この場所から逃げろ
分かったら行け、行くんだ」
庵の言葉を受けて、男達は
警察から逃れる為、八方に
散らばる。
「カナメ
部屋のドアを閉めてくれ」
会澤組の連中は、会澤組長
の亡骸を拝む事なく
この場を離れる事はできない
でいた。
それに、次期組長になるで
あろう新を
残してはいけない。
「抗争が終結した事に
意見のある奴、気持ちが
治まらない奴は
たくさんいるだろうが
争っている時間はもう無い
そろそろ、サツ(警察)が
お目見えする頃だ
不満があれば、今後幾らでも
この俺が相手になる
だから、今は堪えてくれ
動ける奴は一刻も早く
この場所から逃げろ
分かったら行け、行くんだ」
庵の言葉を受けて、男達は
警察から逃れる為、八方に
散らばる。
「カナメ
部屋のドアを閉めてくれ」
会澤組の連中は、会澤組長
の亡骸を拝む事なく
この場を離れる事はできない
でいた。
それに、次期組長になるで
あろう新を
残してはいけない。