飴色蝶 *Ⅱ*
「酔った勢いとは言え
余計な事を言った
俺が悪いんだ」
「ユキは、真剣に彼を
愛していた
それを貴方に黙っていたのは
いけない事かもしれない」
ある日の、幹生の言葉
『愛人なんかしてたの?
お前、最低だな』
この言葉が二人の喧嘩の
原因となる。
「ミキオさんの意見も
分かるけど
どうしようもない想いが
あるんだよ
もう、過去の事だもの
早く仲直りしてね
ユキにはあなたが必要だもの
ミキオさん
もちろん、あなたにも」
「ああ、そうだね」
エレベーターが止まり
先に降りる菫と浬。
続いて、幹生が降りた。
「スミレちゃんも忙しいと
思うけど、また
時間がある時に、ゆっくり
ユキの愚痴、聞いてやってよ
頼む」
余計な事を言った
俺が悪いんだ」
「ユキは、真剣に彼を
愛していた
それを貴方に黙っていたのは
いけない事かもしれない」
ある日の、幹生の言葉
『愛人なんかしてたの?
お前、最低だな』
この言葉が二人の喧嘩の
原因となる。
「ミキオさんの意見も
分かるけど
どうしようもない想いが
あるんだよ
もう、過去の事だもの
早く仲直りしてね
ユキにはあなたが必要だもの
ミキオさん
もちろん、あなたにも」
「ああ、そうだね」
エレベーターが止まり
先に降りる菫と浬。
続いて、幹生が降りた。
「スミレちゃんも忙しいと
思うけど、また
時間がある時に、ゆっくり
ユキの愚痴、聞いてやってよ
頼む」