飴色蝶 *Ⅱ*
お前に逢える
心を震わせる
もうすぐ、お前に逢える。
愛しい、あなたに・・・
私は、今日という日を
何も知らされずに過ごしていた
二十四歳だった私は三十二歳
になり、後、幾日が経てば
また一つ年を取る。
貴方は、今の私を見て
どう思うだろう?
鏡に映るのは、八歳も
年を重ねた姿・・・
貴方に逢えるその日まで
私は、年を重ねて行く。
雲ひとつ無い、晴れ渡る空の下
菫は、雪乃と並んで歩く。
その少し前を、八歳になる
浬が歩く。
「サラサの出産のお祝い
何にしようか?」
「そうだね」
更紗は、幹生の従兄弟で年下の
彼氏と七年前にできちゃった
結婚でゴールイン
愛しい、あなたに・・・
私は、今日という日を
何も知らされずに過ごしていた
二十四歳だった私は三十二歳
になり、後、幾日が経てば
また一つ年を取る。
貴方は、今の私を見て
どう思うだろう?
鏡に映るのは、八歳も
年を重ねた姿・・・
貴方に逢えるその日まで
私は、年を重ねて行く。
雲ひとつ無い、晴れ渡る空の下
菫は、雪乃と並んで歩く。
その少し前を、八歳になる
浬が歩く。
「サラサの出産のお祝い
何にしようか?」
「そうだね」
更紗は、幹生の従兄弟で年下の
彼氏と七年前にできちゃった
結婚でゴールイン