飴色蝶 *Ⅱ*
「・・・
いい加減、夢見てないで
目を覚ませ
そして、俺を憎めばいい
俺を憎んで楽になれ」
「あなたを憎んで楽になる?」
「そうだ、お前の綺麗な肌を
赤く染めることは無い
・・・・・・
アラタ、俺は近いうちに
この街を出て行く
もう、会う事は無いだろう
じゃあな」
巴を胸に抱きながら
庵の後姿を見つめる新。
その光景を見つめていた
会澤組の元組員。
「組長が話していた相手は
高月組三代目
タカツキ イオリ・・・
先代を殺した男、その敵で
ある男と何やら話す組長
・・・・・・
あの話は、本当なのか?
先代を殺したのはホソヤ
・・・おまえだとしたら
面白くなりそうだ」
貴方は、貴方の住む世界へ・・
いい加減、夢見てないで
目を覚ませ
そして、俺を憎めばいい
俺を憎んで楽になれ」
「あなたを憎んで楽になる?」
「そうだ、お前の綺麗な肌を
赤く染めることは無い
・・・・・・
アラタ、俺は近いうちに
この街を出て行く
もう、会う事は無いだろう
じゃあな」
巴を胸に抱きながら
庵の後姿を見つめる新。
その光景を見つめていた
会澤組の元組員。
「組長が話していた相手は
高月組三代目
タカツキ イオリ・・・
先代を殺した男、その敵で
ある男と何やら話す組長
・・・・・・
あの話は、本当なのか?
先代を殺したのはホソヤ
・・・おまえだとしたら
面白くなりそうだ」
貴方は、貴方の住む世界へ・・