飴色蝶 *Ⅱ*
「カナメ、大丈夫だ
アイツは、ずっと
俺を待っていてくれる」
「そうですか、良かった」
「カナメ、お前にはまだ
やるべき事が残っている」
「はい、今回の件で会澤組
と抗争にならないように
今度は、この私が組員に
言って聞かせる番」
菫が待っている・・・
車を降りた庵に、要は言う。
「もう、貴方を狙う奴はいない
貴方を縛るものは何もない
これからは、自由に生きたい
ように生きてください」
「ああ、そうだな
・・・カナメ、死ぬなよ
お前が死ねば、俺は悲しい」
「はい、俺にとって貴方は
永遠に兄貴であり、親父
そんな貴方を悲しませる
ような事はしない」
アイツは、ずっと
俺を待っていてくれる」
「そうですか、良かった」
「カナメ、お前にはまだ
やるべき事が残っている」
「はい、今回の件で会澤組
と抗争にならないように
今度は、この私が組員に
言って聞かせる番」
菫が待っている・・・
車を降りた庵に、要は言う。
「もう、貴方を狙う奴はいない
貴方を縛るものは何もない
これからは、自由に生きたい
ように生きてください」
「ああ、そうだな
・・・カナメ、死ぬなよ
お前が死ねば、俺は悲しい」
「はい、俺にとって貴方は
永遠に兄貴であり、親父
そんな貴方を悲しませる
ような事はしない」