†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

 煌の母親は、気軽に返事をしてくれた。


 留美は、ニッタリ笑って近くの喫茶店へと向かう。


「急に驚いたわ。」


「私…フラれた腹いせに言いに来た訳じゃありませんけど……新しい恋人とは、別れる事をオススメします。」


 留美は、真面目に話す。


「何故?」


 煌の母親は、首を傾げた。


「彼女は、殺人犯の娘なんです。私が生まれた頃に彼女は、刑務所で生まれてます。」


 留美の言葉に煌の母親は、驚いて黙ってしまった。


「おばさま…彼女は、危険です。私と煌を引き離したんです。」


  
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