†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
留美は、訴える。
「彼女は、初め私たちが付き合ってるのを知りませんでした。だから…初めは、許しました。でも…酷いんです。知ってからもクラスが同じ事をいい事に煌を誘惑して…すっかり私は、悪者です。」
留美は、泪をふく。
「私は、良いんです。煌が…愛する煌が心配なんです。殺人犯の娘…私から煌を奪った娘。次は、“何を”するか……」
「留美ちゃん、その娘さんの名前を教えてくれる?」
留美は、言われて微かにニッタリ笑った。
「はい。」
留美は、言って鞄から住所・電話番号・氏名が書かれた紙と写真を渡した。