†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
「亡くなったの。自殺だったわ。」
「【嘘だろう……?】」
煌は、ケータイを落としそうだった。
「後は、帰って話すから家に居るのよ。」
母は、言って電話を切った。
「留美が…死んだって……?嘘だろう?」
煌は、呟いて叶音に電話する。
「【ただ今電話に出る事が出来ません。ご用の方は、ピーと言う発信音のあとにメッセージをどうぞ。】」
煌は、電話を切った。
「叶音…。」
煌は、胸騒ぎがしたが母を待たなければならず逢いに行けなかった。