†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
義母は、言って義父と一緒に部屋を出て行った。
「…私は、もうなんの“価値もない”って事ね。」
叶音は、言って泪を流した。
「叶音ちゃん、大変よ!」
「えっ?」
叶音は、泪を流したまま振り向いた。
「どうしたんですか? 伊織さん!」
「叶音ちゃん…落ち着いて聞いて。あちらのお母様がもう二人は、別れるから近寄らないでって言うのよ。どう言う事かしら?」
伊織は、困って叶音に言った。叶音は、直ぐに部屋に戻ってケータイを握りしめて通話ボタンを押した。