†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「早希、麻央ごめんね。」


 叶音は、小さく微笑んだ。


「相模くんも元気ないのよ。二人でちゃんと話さないと。留美の事は、もう…忘れた方がいいわ。」


「麻央…。そうね…煌に逢いに言って来るわ。」


「「うん。行ってらっしゃい。」」


 2人は、にっこり笑って叶音を送り出した。 叶音は、走って煌の家に向かった。



「煌、椿さんが来てるわよ。ちゃんと話をつけなさい。」


 母に言われて煌は、重たい気持ちを連れて玄関に向かった。


「煌…久しぶり。」


 叶音が儚く微笑む。


  
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