†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
「何?」
「煌…一度しか言わない。よく聞いてくれ。」
いつもの義兄とは、様子が違った。
「どうしたの?」
「明日…○×病院前の喫茶店に10時に行け。」
「なんで?」
煌は、首を傾げる。
「叶音さんが待ってる。」
「逢ったのか!」
「いい娘だな。ちゃんと話しをしてこい。彼女も話したがってる。」
義兄は、言って煌を見つめた。
「ありがとう。」
「母さんたちに煩く言われないように途中まで一緒に行こう。」
煌は、義兄の言葉に頷いた。
もう…イトを切るしかないのなら……