†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
「叶音。」
「伯父さんっ!!」
叶音は、迎えに来てくれた伯父の腕に飛び込んで泣いた。
「さぁ…行こう。」
利久は、可愛い姪を抱きしめて病院へと戻る。
「沙世…二度と逢えなくなる前に……話しがあるの。」
叶音は、次の日義妹を病院に呼んで話しをした。
「私は、明日…遠くへ行くわ。二度と沙世には、逢えない。でも…沙世……愛してる。可愛い
・
私の妹。」
叶音は、言って抱きしめる。
「お義姉ちゃん…居なくならないで!」
「沙世…もしも、煌と言う人が尋ねて来たら二度と逢えない国に行ったと伝えて。」
叶音は、妹に微笑んで頼んだ。