†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
「いい加減目を覚ませよ、戍!うんざりだ!」
煌は、戍の手を振り払って声を荒げた。
「なんでだ…留美と仲良かったろう?…留美……泣いてた。」
戍は、訴えるように言った。
「戍…頼む。ちゃんと留美と話して解決するから…待って欲しい。」
煌は、戍に語りかけた。
「留美を裏切ったら許さない!」
戍は、言って居なくなった。
「そんなに好きなら告ればいいのに。」
煌は、戍の背中を見ながら呟いた。
「絶対許さない!」
戍は、教室に戻った。そこで叶音に目が止まった。