†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

 叶音への告知は、されておらずただの『頭痛』だと…思っている。



「東さん…困ります。大事な姪子さんをいくら本人の希望と言えども教会に置くなんて…」


 神父は、断り続けた。

 しかし…利久は、全ての説明を神父にした。


「解りました。本人の気が済むまで置きましょう。」


「ありがとうございます。」


 こうして叶音は、一人未来を見つめる日々が始まる。

 命を失うと知らずに……



 侵されて行く身体…

  何も知らず

 神をスキでは、ないのに

  その道に足を浸けてみる


  
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