†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
『もちろん。今度逢ったら二度と離さない。傍にいれるように頑張る。』
沙世は、義姉の笑顔を思い出して煌にだいたいの居場所を教えてあげた。
『ありがとう。必ず叶音を迎えに行く。』
煌は、沙世に言って受け取った。
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「叶音…待っててくれ……。」
煌は、写真の中の美しい少女に言って荷造りを始めた。
「おはようございます、イエス様。」
叶音は、祭壇の掃除を終わらせてロザリオを手に祈りを捧げた。
「お父さんが早く良くなりますように。」