†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「ありがとうございます。北海道は、初めてで…雪がこんなに凄いとは…」


 煌は、タオルで髪を拭きながら言った。


「そうですか、初めてですか。それは、びっくりしたでしょう。此処は、とくに雪深い所ですよ。で、どちらまで?」


 運転手は、思い出したように聞いてきた。


「すみませんけがこの住所まで…お願いします。」


 タクシーは、だんだん山の中へ進んで行く。



「ありがとうございました。」


 煌は、タクシーを降りて紙に書いてある住所に向かう。


「さぁ、知らないわ。」


  
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