†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「叶音……」


「煌……」


 二人は、驚いていた。
 時が止まる。


「叶音…やっと見つけたっ!!」


 しばらくの沈黙のあと…煌は、言って叶音を抱きしめた。


「叶音…逢いたかった。なんで父さんたちの事…知ったって言わなかった。」


 煌は、叶音に言った。叶音は、泣いた。


「真実を知ってたら叶音を離したりなんてしなかったのに!」


「(煌…逢いたかった。あなただけに…ずっと……)」


 叶音は、抱きしめられながら心の中で呟いていた。


「叶音…愛してるよ。今でも…変わらずに。」


  
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