†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
『あんたの親はねっ!!』
「ハッ!!」
叶音は、目を覚ました。
白い天井にカーテン…保健室だと理解した。
「夢……。」
起き上がろうとすると手に違和感が……
「っ!!」
叫びそうな声を止めた。
煌が手を握りしめて寝入っていた。
叶音は、どうする事も出来なくて固まってしまった。
「んっ……。」
「っ!?」
叶音は、眠たい目を擦る煌の姿にドキドキした。
寝たふりをしようか…叶音は、考えていて煌が起きてしまった。
二人の心が近く…。