†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
「留美…もう限界だ、別れてくれ!!」
公園から留美の家に引っ張られて来た煌は、とうとう爆発してしまった。
「まだそんな事言ってるの?」
留美は、お茶を飲んでくつろぎながら言う。
煌の事なんて何も考えない留美の態度に立腹した。
「我が儘を言うなよ。なんの罪もない叶音を虐めて楽しいか?」
「…楽しい。それに煌が殺人犯の娘と付き合うなんて許せない!」
留美も負けじと言い放つ。
「別れたからな。今日で終わりだっ!!」
煌は、言って家を飛び出して行った。