†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
男子は、ニヤニヤ笑いながら言う。
「誰に頼まれたの?」
叶音は、弱々しく聞いた。
「当ててみな。」
「…留美……なの?」
叶音の答えに男子は、笑った。それが全ての答えだった。
「いやっ!!放してっ!!」
「黙れっ!!」
「あぅっ!!」
殴られて抵抗する手が力無く落ちる。
「大人しくしてればいいんだよ。」
男子は、言って叶音にキスする。
「そうだぜ。大人しくしてれば優しく抱いてやるって。」
男子たちは、薄笑いをして叶音を囲む。