†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

 叶音は、眠る戍の顔を覗き込んで言った。


 バンッ!!


「「Σっ!?」」


 扉が開く音と同時に戍が叶音にキスをした。

 驚く叶音と入ってその光景を見てしまった煌。


「どういたしまして。」


 戍は、にっこり笑って答えた。


「あっ、あぁっ!!」


 叶音は、口を押さえて小さな悲鳴をあげる。


「戍…何やってる?」


 ようやく聞く事が出来た。


「「煌…」」


 叶音は、驚いて言葉を失った。


「やぁ…煌。どうかしたか?」


 戍の敵意にようやく煌は、気がついた。


  
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