†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
「お前には、関係ない!」
「おばさまに話したらどうするかしら?」
留美は、にっこり笑って言った。
「叶音とこれから付き合うなら…これから降りかかる全ての災いから彼女を助けられるかしら ・・・
……王子様?」
煌は、黙った。
「敵は、たくさんよ。壁もね。」
留美は、にっこり笑った。煌は、今までの事を考えてしまった。
「私は、やめない。煌…今でも愛してる。でも…私を一方的に捨てるなら……考えがあるわ。」
「なんだ…?」
煌が恐る恐る聞く。